猫の種類

穏やかな性格の猫種

いろいろな猫種を紹介してきましたが、数が多すぎるため似たようなタイプ別にまとめてみました。今回は穏やかな性格の猫種です。個別の詳細については、名前または写真をクリックして見ることが出来ます。
穏やかな性格の猫種
目次

穏やかな性格の猫16種

 メインクーン

メインクーン 原産国:アメリカ
体重:オス 6~8kg、メス 4~6kg
寿命:12~14歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:ダブルコート
特徴:大きさと性格から「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」と呼ばれる
入手難易度:入手しやすい

 ラグドール

ラグドール 原産国:アメリカ
体重:オス 5~7.2kg、メス 4.3~5.7kg
寿命:14~16歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:ダブルコート
特徴:抱っこされるのが好き
入手難易度:入手しやすい

 エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘア 原産国:アメリカ
体重:オス 4.7~7kg、メス 3.1~6kg
寿命:10~13歳
被毛:ダブルコート
特徴:短頭種
入手難易度:入手しやすい

 サイベリアン

サイベリアン 原産国:ロシア
体重:オス 6~10kg、メス 4.5~9kg
寿命:10~15歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:トリプルコート(ダブルコートもあり)
特徴:猫アレルギーが出にくい
入手難易度:入手しやすい

 ラガマフィン

ラガマフィン 原産国:アメリカ
体重:オス 6.8~9kg、メス 4.5~7kg
寿命:10~13歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:ダブルコート
特徴:抱っこされるのが好き
入手難易度:入手しやすい

 バーマン

バーマン 原産国:ビルマ
体重:オス 4.2~7kg、メス 3~5kg
寿命:10~13歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:シングルコート
特徴:ポイント柄と靴下模様で目はブルーのみ
入手難易度:入手困難

 ジャパニーズボブテイル

ジャパニーズボブテイル 原産国:日本
体重:オス 3.5~4.8kg、メス 2.8~3.7kg
寿命:12~15歳

体型:フォーリン
被毛:ダブルコート
特徴:尻尾が短い
入手難易度:入手困難

 シャルトリュー

シャルトリュー 原産国:フランス
体重:オス 4.3~6.4kg、メス 2.8~4kg
寿命:12~15歳

体型:セミコビー
被毛:ダブルコート
特徴:あまり鳴かない
入手難易度:入手しやすい

 スコティッシュフォールド

クリーム 原産国:イギリス
体重:オス 4~6kg、メス 3~4kg
寿命:10~13歳

体型:セミコビー
被毛:ダブルコート
特徴:折れ耳、鳴き声が小さい
入手難易度:入手しやすい

 セルカークレックス

セルカークレックス 原産国:アメリカ
体重:オス 4.8~6.5kg、メス 2.9~4.5kg
寿命:13~15歳

体型:セミコビー
被毛:ダブルコート
特徴:「羊の皮を被った猫」と呼ばれる
入手難易度:入手しやすい

 バーミーズ

バーミーズ 原産国:ミャンマー
体重:オス 4~6kg、メス 3~4.5kg
寿命:13~15歳

体型:コビーまたはセミフォーリン
被毛:シングルコート
特徴:
入手難易度:数は少ないが入手可能

 ヒマラヤン

ヒマラヤン 原産国:アメリカ
体重:オス 4~6.1kg、メス 3.2~5kg
寿命:14~16歳

体型:コビー
被毛:ダブルコート
特徴:短頭種
入手難易度:入手しやすい

 ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘア 原産国:イギリス
体重:オス 4.5~6.5kg、メス 3.5~5.5kg
寿命:14~17歳

体型:セミコビー
被毛:ダブルコート
特徴:あまり鳴かない
入手難易度:入手しやすい

 ペルシャ

ペルシャ 原産国:イラン
体重:オス 3.5~6.3kg、メス 3~5kg
寿命:15~20歳

体型:コビー
被毛:ダブルコート
特徴:短頭種
入手難易度:入手しやすい

 ロシアンブルー

ロシアンブルー 原産国:ロシア
体重:オス 4~5.5kg、メス 2.5~4kg
寿命:10~13歳

体型:フォーリン
被毛:ダブルコート
特徴:猫アレルギーになりにくい、あまり鳴かない
入手難易度:入手しやすい

 クリリアンボブテイル

クリリアンボブテイル 原産国:ロシア
体重:オス 4~8kg、メス 3~6kg
寿命:11~15歳

体型:セミコビー
被毛:短毛種も有
特徴:尻尾が短い
入手難易度:入手困難

穏やかな性格の猫種に共通する特徴と性格

穏やかな性格の猫は、初めて猫を飼う方には飼いやすいと思います。声も小さく、それほど走り回らないためマンションなどでも周囲に騒音をたてる心配がありません。猫種に関係なく、オス猫は好奇心旺盛で甘えん坊で遊び好きなのに対してメス猫はしっかりして大人しい性格の子が多い傾向があります。また、避妊後の方が発情期のストレスが無くなるため大人しくなると言われています。大型の長毛種に穏やかな性格の子が多いようです。

穏やかな性格の猫種に共通するかかりやすい病気

尿路結石症(尿石症)と腎不全については、猫全般がかかりやすい病気のため除外しています。

 肥大型心筋症

穏やかな性格の猫は大型の猫種が比較的多いです。大型の猫は心臓に負担がかかりやすいと言われています。肥満になりやすいタイプの猫種も多く、肥満になると更に心臓への負担が大きくなり、肥大型心筋症を起こしやすくなります。

 毛球症

穏やかな性格の猫は長毛種が比較的多いです。長毛の猫種は抜け毛が多いため、ブラッシングを怠るとグルーミングによって被毛を飲み込むことが多くなり、上手に排出出来ない子は毛球症を発症してしまいます。

 熱中症

穏やかな性格の猫は寒冷地で育った猫種が多く被毛も密集していて厚いため、日本の夏の暑さと湿度の高さに弱い子が多いです。

 多発性嚢胞腎

腎臓に嚢胞がたくさん出来、嚢胞が大きくなる増えることで腎機能障害を起こしてしまう病気です。

関連記事

穏やかな性格の猫種を飼うのに気をつけること

ペルシャ

 ストレスに気を付ける

穏やかな性格の猫は甘えん坊で寂しがり屋な性格の子が多いです。長時間留守番をさせたり、構ってあげない時間が長いとストレスを溜めてしまいます。長毛種やダブルコートで被毛が密集して生えているタイプの猫種が多いため、時間がある時にはコミュニケーションを兼ねて丁寧にブラッシングしてあげるようにしましょう。

 室内環境

穏やかな性格の猫は運動量がそれほど多くなく、キャットタワーを設置しても上の方まで登らないような子もいるため、欲しがるだけご飯やおやつを与えてしまうと肥満になってしまいます。時間がある時はおもちゃを使って遊んであげるようにし、定期的に体重を測って食事の量を調節するようにしましょう。長毛の猫種やダブルコートの猫種は暑さに弱いため、室内の温度を調節して熱中症にかからないようにしてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。大人しい性格の猫は、抱っこされることが好きな子も多く、猫を思う存分モフモフしたい方にはお勧めです。被毛のお手入れが少し大変ではありますが、小さな頃から日常的にブラッシングをするようにしていれば、それほど嫌がられることもありません。お気に入りの子を見つける際の参考になりましたら幸いです。

error: Content is protected !!