猫の種類

ラガマフィンについて

ラガマフィンは、一般の猫よりも大型で外見がラグドールに似ていますがそれには理由があります。
ラガマフィンについてもっと詳しく見ていきましょう。

♦基本情報♦

原産国:アメリカ

ボディタイプ:ロング&サブスタンシャルタイプ

被毛のタイプ:ダブルコートの長毛種

体重:オス 6.8~9㎏、メス 4.5~7㎏

体長:約50㎝

寿命:10~13歳

公認団体:CFA、GCCF

ラガマフィン
目次

ラガマフィンの歴史

ラガマフィンの歴史
ラガマフィンの誕生には、ラグドールの存在が関わっています。ラグドールを作出した繁殖家が自ら組織を立ち上げ、その組織に加盟しない人は繁殖出来ないことや子猫が生まれた場合は代金の数%を組織に支払うなどのルールを設けたため、ラグドールの愛好家達から非難を受けることになりました。その結果、組織から離れた愛好家達によって1994年に別の組織が作られ、同じ猫種でありながら「ラガマフィン」という別の名前で登録し育種することになりました。ラガマフィンは、ラグドールにペルシャやバーマン、ターキッシュアンゴラなどを掛け合わせることで、カラーバリエーションが豊富で健康な新しい品種の猫となりましたが、見た目がラグドールに酷似していることや上記の経緯から大きな猫の血統登録団体であるTICAでは、ラガマフィンとラグドールの明確な差異が認められるまで正式な認定はせず、現在は予備登録期間としているようです。
ラガマフィンには、「いたずらっ子」や「ぼろ服をまとった人」という意味がありますが、登録時に冗談半分で付けた名前がその後変更出来なかったため、そのまま名付けられたとされています。

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ラガマフィンの特徴

ラガマフィンの特徴
ラガマフィンの外見はラグドールに似ており、身体は大型の長方形で、胸や肩幅が広く四肢は中くらいの長さで後ろ足の方が前足よりも長めです。尻尾は身体の大きさに伴って長くフサフサの被毛に覆われています。
大きめの頭部に卵型でやや大きく吊り上がり気味の目、丸みのあるマズル(鼻口部)、耳は中くらいのサイズでやや前方に傾斜しており、ラグドールよりもきりっとした顔つきをしています。
生まれたばかりの時は真っ白ですが、成長するには3、4年程かかり、成長と共に色がついてきます。

ラガマフィンの性格

ラガマフィンの性格

 賢くて適応能力が高い

賢いためしつけは楽で、従順な性格でもあるため名前を呼ばれると側に寄って来たり、おもちゃを投げると持ってきたりと犬の様な行動をすることがあります。環境への適応能力が高く、子供や他のペットとも仲良く暮らすことが出来ます。

 いたずら好きで人懐っこい

ラガマフィンは、名前の通りいたずら好きです。運動能力はそれほど高くないため走り回ったりといった行動はあまりないのですが、洗濯物や新聞などをおもちゃにしたり、家具で爪を研いでしまったり、どこかに入り込んでしまったりすることはよくあるようです。人懐っこく大人しい性格の子が多く、人の側に居たり抱っこされることが大好きで「猫のテディベア」とも呼ばれます。

ラガマフィンの被毛や目の色

ラガマフィンの被毛や目の色
ラガマフィンの被毛はダブルコートの長毛ですが、絹の様な滑らかさがあるため比較的もつれにくく、他の長毛の猫種より抜け毛は少なめでお手入れがしやすいです。被毛の色は、白色をベースにしたラグドールに比べると多種多様で、両猫を見分ける際の判断材料にもなります。ブルー、レッド、チョコレート、クリーム、フォーン、ライラックなどの単色や2色のバイカラー、縞模様のタビーなどの被毛と、ブルー、グリーン、オレンジ、オッドアイなどの目の色の組み合わせで同じ子はいないと言われるほどです。

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ラガマフィンのかかりやすい病気

ラガマフィンのかかりやすい病気

 肥大性心筋症

心臓の左心室(または右心室)の筋肉が厚くなることで拡張不全や流出路障害を起こす病気です。

 尿路結石症(尿石症)

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石や結晶が出来、傷つけたり詰まったりすることで血尿が出たり、膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。

 毛球症

グルーミングなどにより飲み込んでしまった被毛をうまく排出出来ないことによって発症する病気です。

 多発性嚢胞腎

腎臓に嚢胞がたくさん出来る先天性腎疾患で、嚢胞が大きくなり増えることで腎機能障害を起こしてしまう病気です。

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ラガマフィンを飼うのに気をつけること

ラガマフィンを飼うのに気をつけること

 ブラッシング

ラガマフィンの被毛は他の長毛の猫種よりも抜け毛が少ないと言われていますが、ダブルコートの長毛のためグルーミングで被毛を飲み込みすぎない様に、コミュニケーションを兼ねて1日に2回ほどブラッシングしてあげましょう。甘えん坊な性格のため喜びますよ。

 室内環境

ラガマフィンは、一般の猫よりも大型の猫です。激しい運動は好みませんが適度に運動できる空間と、高さはそれほどなくて構わないですが頑丈なキャットタワーを設置してあげましょう。飼い主と遊ぶことが好きなため、時間がある時はたくさん遊んであげてくださいね。

 肥満対策

大型で食欲旺盛なラガマフィンは、運動不足になると太りやすい体質です。成長するのに3、4年程かかるため、その時期が過ぎたら適度な運動と食事管理をして肥満にならない様に心掛けましょう。

ラガマフィンと一緒に暮らすには

ラガマフィンと一緒に暮らすには
ラガマフィンは、ラグドールに比べると扱っているペットショップやブリーダーが少ないです。10~40万円ほどで取引されているようですが、多様の色柄があることから、珍しい色や柄であったり年齢や血統によってさらに高額な個体もいるようです。子猫を選ぶ時は、筋肉質で大きく被毛に艶がある子を選ぶと良いでしょう。

ラガマフィンの動画

ラガマフィンの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。言語は英語ですが、映像だけでも楽しめると思います。


引用元:Cats 101- Ragamuffin

まとめ

ラガマフィンはラグドールほどの知名度はありませんが、ラグドールのように目の色や柄に規定がなく様々な色合いがありますので、自分の好みの子を探すのも楽しいかもしれません。性格は甘えん坊で飼い主に従順なため、初めて猫を飼う方にお勧めしたい猫種です。

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