猫の種類

ヒマラヤンについて

ヒマラヤンは、ペルシャとサイアミーズ(シャム)を交配して両種の特徴を併せ持った猫種です。
ヒマラヤンについてもっと詳しく見ていきましょう。

♦基本情報♦

原産国:アメリカ

ボディタイプ:コビータイプ

被毛のタイプ:ダブルコートの長毛種

体重:オス 4~6.1㎏メス 3.2~5㎏

体長:60~80㎝

寿命:14~16歳

公認団体:TICA

ヒマラヤン
目次

ヒマラヤンの歴史

ヒマラヤンの歴史
ヒマラヤンは、ペルシャの豪華な長毛の被毛とサイアミーズ(シャム)の特徴であるポイントを併せ持った品種を作出したいという思いから育種が始まりました。最初に思い付いたスウェーデンの研究者の繁殖はうまくいきませんでしたが、この評判を聞いたイギリスとアメリカの繁殖家達が各々の国で育種を始めました。イギリスではペルシャとサイアミーズ(シャム)の交配種がいて「クメール」と名付けられていましたが、新しい品種として本格的に育種されたのは遅く、イギリスの猫血統登録団体に登録されたのは1955年でした。アメリカでは1935年に理想的な子猫が誕生し、「デビュタント」と名付けられ現在のヒマラヤンの基礎猫となりました。その後、見た目がヒマラヤウサギに似ていることから「ヒマラヤン」と改名され今に至ります。
TICAではヒマラヤンをペルシャとは別品種としていますが、キャットショーなどの審査では「ペルシャ」「エキゾチックショートヘア」とともに「ペルシャ部門」として扱われています。CFAでは別品種ではなく、ペルシャの1品種として扱われています。

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ヒマラヤンの特徴

ヒマラヤンは、ペルシャと体型が似ており短めの太いしっかりとした四肢と丸みを帯びた筋肉質のがっしりとした身体をしています。顔は下記の2つのタイプがあります。

ドールフェイス ドールフェイス

「トラディショナル(伝統的)」とも言われ、一般的な猫と同じ様な鼻筋が通っている顔で、日本で飼われているタイプはこちらです。

エクストリームフェイス エクストリームフェイス

ペルシャよりも鼻が引っ込んでいるタイプで、海外ではこちらが主流でキャットショーでも高い評価を受けています。

ヒマラヤンの性格

ヒマラヤンの性格

 穏やかで温和

ヒマラヤンは、大きな声で鳴くこともなく、高い所に登ることもなくのんびりとしていてマイペースです。他のペットとも仲良くできて留守番も上手にできます。

 賢くて飼い主に従順

飼い主に従順なためしつけには苦労しません。成猫になるにつれて、活発に動き回るよりも飼い主の側でのんびりすることを好みます。

ヒマラヤンの被毛や目の色

ヒマラヤンの被毛や目の色
ヒマラヤンの被毛は、ダブルコートでフサフサしており寒さに強いです。毛色はブルー、ライラック、チョコレート、クリームと様々ですが、必ずシールポイントがあります。
ヒマラヤンの目の色はブルーのみです。

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ヒマラヤンのかかりやすい病気

ヒマラヤンのかかりやすい病気

 毛球症

グルーミングによって飲み込んだ被毛をうまく排出できなくて発症する病気です。

 尿路結石症(尿石症)

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石や結晶が出来、傷つけたり詰まったりすることで血尿が出たり、膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。

 流涙症

目頭から涙があふれ出るようになる短頭種(鼻ぺちゃ)がかかりやすい病気です。

 眼瞼内反症

瞼が内側に入り込んでしまい被毛やまつげが眼球や結膜に触れてしまうことで炎症を起こしてしまう病気です。

 多発性嚢胞腎

腎臓に嚢胞がたくさん出来る先天性腎疾患で、嚢胞が大きくなり増えることで腎機能障害を起こしてしまう病気です。

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ヒマラヤンを飼うのに気をつけること

ヒマラヤン

 被毛の手入れ

ヒマラヤンの被毛はダブルコートの長毛で絡みやすい毛質のため、普段からブラッシングはかかせなく、換毛期の抜け毛はとても多いです。子猫のうちからこまめにブラッシングをして慣れさせてあげましょう。

 体重管理

ヒマラヤンは、特に成猫になるとあまり走り回らずのんびりとすることを好みます。運動不足になり太りやすくなりますので、おもちゃを使って適度に遊んであげましょう。また、食事の量も体重を見て調節しましょう。

 室内環境

ヒマラヤンは寒さには強いですが、暑さにはとても弱いです。夏では室内でも熱中症を起こすことがありますので、室内温度が高くなりすぎない様にしましょう。また、ヒマラヤンはとても綺麗好きなため、トイレが汚れていると他の場所で排泄をしてしまうことがありますので、いつも綺麗にすることを心掛けましょう。

ヒマラヤンと一緒に暮らすには

ヒマラヤンと一緒に暮らすには
ヒマラヤンは、ペットショップやブリーダーから入手しやすい猫種です。里親募集などでも見かけることができます。年齢、ポイントカラーなどにより、10~30万円くらいが多いようですが、血統によってもっと高額な子もいるようです。ペルシャの特徴であるフサフサの美しい被毛と四肢のしっかりした子で、サイアミーズ(シャム)の特徴であるポイントとブルーの目を見て選びましょう。

ヒマラヤンの動画

ヒマラヤンの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。言語は英語ですが、映像だけでも楽しめると思います。


引用元:Cats 101: Himalayan

まとめ

ヒマラヤンは、完全に独立した猫種の一つとは考えていない血統登録団体もあり、現在も品種改良が続けられている猫種です。ペルシャとサイアミーズ(シャム)の特徴を合わせ持ち、性格は大人しくのんびりとマイペースで、初めて猫を飼う方や多頭飼いにもお勧めの猫種です。

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