猫の種類

ロシアンブルーについて

ブルーの猫と言えば、真っ先に頭に浮かぶのがロシアンブルーです。
ロシアンブルーについてもっと詳しく見ていきましょう。

♦基本情報♦

原産国:ロシア

ボディタイプ:フォーリンタイプ

被毛のタイプ:ダブルコートの短毛種

体重:オス 4~5.5㎏メス 2.5~4㎏

体長:30~40㎝

寿命:10~13歳

公認団体:TICA、CFA

ロシアンブルー
目次

ロシアンブルーの歴史

ロシアンブルーの歴史
ロシアンブルーは、ロシア原産の自然発生種と言われています。
見た目の気品のある美しさから、イギリスのビクトリア女王やロシアの皇帝の寵愛を受けた猫としても知られ、19世紀に行われたイギリスのキャットショーでは、「アークエンジェルキャット」と呼ばれとても人気がありました。しかし、第二次世界大戦により個体数が減り絶滅の危機に陥っていました。
大戦後、アメリカやイギリスのブリーダーによってブリティッシュショートヘアやサイアミーズ(シャム)との交配を重ね、個体数を回復し現在に至ります。

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ロシアンブルーの特徴

ロシアンブルーの特徴
「コブラヘッド」と呼ばれる三角形の頭を持ち、鮮やかなグリーンの楕円形型の目を持っています。耳は先がとがっていて、口元は微笑んでいるように口角が上がっており「ロシアンスマイル」と呼ばれています。すらりとした体型や長い手足を持っており、小さな足元はつま先立ちをしているように見えます。
美しいビロードのような柔らかい被毛はダブルコートで密になっていて、寒さには比較的強いですが暑さには弱いです。抜け毛が他の猫に比べて少なくアレルゲンも少ないため、アレルギーを持つ方にも比較的飼育しやすい猫種です。

ロシアンブルーの性格

ロシアンブルーの性格

 賢く大人しい

とても大人しく、あまり鳴かないため「ボイスレスキャット」と呼ばれるほどです。とても賢く、飼い主には忠実で後ろをどこまでもついて回ることから「犬の様な性格」とも言われています。

 甘えん坊で独占欲が強い

甘えん坊なところがあり飼い主を独り占めしたがるため、多頭飼いはあまり向きません。独りで過ごすことを好み、留守番を上手にしてくれます。

 人見知りが激しく神経質

人見知りが激しいため、人の出入りが多いご家庭には不向きかもしれません。また、慣れた飼い主には忠実ですがその飼い主が他の猫を可愛がったりすると不機嫌になってしまいます。放っておいてもある程度は独りで遊んで手がかかりませんが、あまりにも構ってあげなかったりするとストレスを感じ、性格が狂暴化してしまうこともあるようです。
神経質なため、長時間騒がしかったり、模様替えなどで環境が変化した場合もストレスを感じてしまうようです。

ロシアンブルーの被毛や目の色

ロシアンブルーの被毛や目の色
名前通りの美しいブルーの被毛は、1本に複数の色を持ち根元はシルバーで外側のブルーの色も濃淡様々です。サイアミーズ(シャム)と交配した過去があるため、見た目がサイアミーズ(シャム)に似たホワイトポイントやブラックポイントの個体もいるようですが、正式に認められているのはブルーの毛並みのみです。
毛並みはしっかりとしていて、ダブルコートになっており実際よりも大きく見えます。
目の色は、生まれて間もないころのキトゥン・ブルー⇒イエロー~グリーンのグラデーション⇒グリーンと変化していきます。

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ロシアンブルーのかかりやすい病気

ロシアンブルー
ロシアンブルーは、人によって交配されたものではなく自然発生した猫種のため身体は比較的丈夫だと言われていますが、気を付けなければならない病気はあります。

 尿路結石症(尿石症)

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石や結晶が出来、傷つけたり詰まったりすることで血尿が出たり、膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。

 糖尿病

膵臓で作られるインシュリンというホルモンの働きが悪くなり、血液中の糖が多くなってしまう病気です。

 膝蓋骨脱臼

膝蓋骨と呼ばれる膝の皿の骨が正常な位置からずれてしまう病気です。

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ロシアンブルーを飼うのに気をつけること

ロシアンブルーを飼うのに気をつけること

 ストレスを与えすぎないように気を付ける

ロシアンブルーは神経質な面があるため、人が常に出入りして騒がしい環境にしたり、必要以上に模様替えや猫用品の配置換えをするのは避け、ストレスを感じさせないよう心掛けましょう。

 体重管理

活発に動くロシアンブルーですが、食べることが好きで肥満になりやすいです。ご飯をたくさん欲しがっても適量を守り、コミュニケーションを兼ねて適度に遊んで運動をさせるなどして、肥満にならないように気を付けましょう。

 室内管理

ロシアンブルーはあまり鳴かず大人しいですが、活発でよく遊びます。留守がちな飼い主でも上手に留守番をしますので、遊びまわれる空間やおもちゃを用意してあげましょう。また、ダブルコートのため寒さには強いですが暑さは苦手なため、特に夏場の室温環境には気を付けましょう。

ロシアンブルーと一緒に暮らすには

ロシアンブルーと一緒に暮らすには
ロシアンブルーは、ペットショップやブリーダーでも扱っているため比較的入手しやすい猫種です。
色や柄、年齢にもよりますが、10~35万円くらいで取引されているようです。
被毛が滑らかで毛並みの良い子がお勧めです。

ロシアンブルーの動画

ロシアンブルーの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。言語は英語ですが、映像だけでも楽しめると思います。


引用元:Cats 101 - Russian Blue

まとめ

ロシアンブルーは賢くて大人しく、抜け毛やアレルゲンも少ない猫種です。
飼い主に自分だけが寄り添って甘やかされたい性格のため多頭飼いには向きませんが、留守がちなご家庭でも上手に留守番が出来とても飼いやすいです。
一方で神経質な面もあり、ストレスが酷くなると狂暴化する可能性もあります。
ロシアンブルーの長所と短所を理解し、お互いにとってよりよい関係を築いてくださいね。

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