猫の種類

ブリティッシュショートヘアについて

ブリティッシュショートヘアは、骨太で筋肉質な身体に手触りの良い被毛を持つとても愛らしい見た目の人気のある猫種です。
ブリティッシュショートヘアについてもっと詳しく見ていきましょう。

♦基本情報♦

原産国:イギリス

ボディタイプ:セミコビータイプ

被毛のタイプ:ダブルコートの短毛種

体長:40~50㎝

体重:オス 4.5~6.5㎏
   メス 3.5~5.5㎏

寿命:14~17歳

登録団体:TICA、CFA、FIFe、GCCF

ブリティッシュショートヘア
目次

ブリティッシュショートヘアの歴史

チェシャ猫

ブリティッシュショートヘアの原産国はイギリスで、もっとも古い猫種のひとつです。
ローマ軍がイギリス襲撃の後、ネズミや害虫などから農作物を守るために連れてきた猫とされており、より優秀な猫を誕生させるために改良され繁殖されました。
第二次世界大戦時、ブリティッシュショートヘアは絶滅の危機に遭いましたが、愛好家達によってロシアンブルーや土着猫との交配により危機を逃れ現在に至ります。
また、ブリティッシュショートヘアは、「不思議の国のアリス」に登場する「チェシャ猫」のモデルとされています。

ブリティッシュショートヘアの特徴

ブリティッシュショートヘアの特徴
ブリティッシュショートヘアは、昔からネズミを狩るために改良されてきたため運動をするのが好きで、胸部が厚くがっしりしてやや短めな脚をもつセミコビータイプの体型と、頭や頬、目が丸く鼻は短めの顔を持つのが特徴です。
全体的に丸みを帯びているため「テディベアのような猫」や、がっしりした体型から「猫のボディビルダー」とも呼ばれています。
また、猫の血液型はほとんどがA型なのに対してブリティッシュショートヘアの半数以上がB型と言われています。
そのため、妊娠や出産、治療などで輸血が必要な時は注意が必要です。
しかし、すべてのブリティッシュショートヘアの血液型がB型というわけではありませんので、万が一の時のために血液型は確認しておいた方が良いでしょう。
一般的に猫は生後約1年で体型や骨格が完成しますが、ブリティッシュショートヘアは3~5年ほど成長を続けると言われています。

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ブリティッシュショートヘアの性格

ブリティッシュショートヘアの性格

 運動能力が高く知的

ブリティッシュショートヘアはネズミ捕りとして活躍してきた猫であるため運動能力が高く、知的で学習能力が高いのでしつけもしやすく初心者でも飼いやすい猫種です。

 穏やかで優しい

ブリティッシュショートヘアは、無駄に鳴いたりしないため静かで穏やかな性格をしています。しかし、子猫の頃は活発な子が多いとされており、成長とともに落ち着いてくるようです。

 自立心が強く騒がしいのが嫌い

ブリティッシュショートヘアは騒がしい環境を好みません。
小さなお子さんがいる家庭や常に人の出入りが多い場所では、ストレスを抱えてしまうかもしれません。また、膝の上に乗せたり抱っこされたりすることを嫌う子が多いようです。

ブリティッシュショートヘアの被毛や目の色

被毛は短くて厚く、細かく縮れていて手触りがとても良いダブルコートです。
被毛色は「ブリティッシュブルー」を連想することが多いですが、異種交配の際にいろいろな毛色を取り込んだためあらゆる色があり、目の色も代表的なカッパー(銅色)の他に様々な色があるようです。

ブリティッシュショートヘアブルー ブルー

ブリティッシュショートヘアの代表的な色であり、他の毛色と比べて厚みがあるという特徴があります。

クリーム クリーム

ブルーに次いで見かけることの多い毛色です。単色だけでなく、ホワイトとのバイカラー(2色)やタビー(縞模様)などがあります。

ブリティッシュショートヘアバイカラー バイカラー

バイカラーとは2色の毛色のことです。ブルー&ホワイトの毛色の場合が多く、ハチワレなどの模様も様々です。

ブリティッシュショートヘアブラック ブラック

単色の他、根本と毛先の色が違うブラックスモークの毛色などがあります。

キャリコ ダイリュートキャリコ

キャリコとは、黒、白、オレンジ(茶)の3色の毛色でいわゆる三毛猫です。ブリティッシュショートヘアにおいては、キャリコよりも淡いパステルの色合いであるダイリュートキャリコの毛色が多いようです。

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ブリティッシュショートヘアのかかりやすい病気

ブリティッシュショートヘアのかかりやすい病気

 肥大型心筋症

ブリティッシュショートヘアは古くから存在している猫種のため、丈夫で遺伝性疾患も少ないとされていますが、中高齢になると肥大型心筋症を発症しやすいとされています。

 尿路結石症(尿石症)

ブリティッシュショートヘアは太りやすい体質のため、太ってしまうと運動量が減るのに伴い飲水量も減ってしまいます。
飲水量が減ると濃度の濃い排尿をするようになるため、尿路結石症(尿石症)を発症しやすくなります。

 糖尿病

ブリティッシュショートヘアに限らず、太りやすい体質の猫は高齢になると糖尿病にかかりやすくなります。
普段から運動をさせ、食事を与えすぎないように心掛けましょう。

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ブリティッシュショートヘアを飼うのに気をつけること

ブリティッシュショートヘアを飼うのに気をつけること

 体重管理

ネズミ捕りとしての運動能力が高いブリティッシュショートヘアは、骨格が太くて太りやすい体質のため運動不足になるとすぐに太ってしまいます。
十分に動き回れるスペースを確保し、キャットタワーなど遊べる環境を整えてあげましょう。
また、食事に関しても管理し体重が増えすぎないように注意しましょう。

 ブラッシング

短毛で密集したダブルコートの被毛は、まるで高級絨毯やビロードのような手触りのため、この状態を維持するには定期的なブラッシングが必要です。
普段は週に2,3回、換毛期で1日1回で十分ですが、触られることを好まない性格の子が多いため子猫の時からブラッシングに慣れさせておくと、成猫になってもブラッシングに手間取らないかもしれません。

 温度調節

ブリティッシュショートヘアは短毛ですが、密集したダブルコートの被毛を持つため暑さに非常に弱いと言われています。
特に夏季は熱中症にならないように温度管理に気を配りましょう。

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ブリティッシュショートヘアと一緒に暮らすには

ブリティッシュショートヘアと一緒に暮らすには
ブリティッシュショートヘアはとても人気があり、ペットショップ、ブリーダー、里親募集など比較的入手しやすい猫種です。
価格は被毛色や模様、年齢によってさまざまですが、10~40万くらいのようです。
子猫を選ぶ際には、ブリティッシュショートヘアの特徴である胸部が厚く、短めの脚、丸みのある尻尾など、がっしりしていて重量感のある子を選ぶとよいでしょう。

ブリティッシュショートヘアの動画

ブリティッシュショートヘアの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。言語は英語ですが、映像だけでも楽しめると思います。


引用元:Animal Planet : Cats 101 ~ British Shorthair

まとめ

ブリティッシュショートヘアは騒がしい環境を好まず、留守番が上手で一人暮らしの方が飼うのに向いています。ただし、甘えん坊でもあるためずっと放置しておくと逆にストレスを抱えてしまうかもしれません。ブリティッシュショートヘアの性格を理解し、ともにより良い相棒となれると良いですね。

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