猫の種類

ラグドールについて

ラグドールは、被毛がフサフサで大きなぬいぐるみのような猫種です。
ラグドールについてもっと詳しく見ていきましょう。

♦基本情報♦

原産国:アメリカ

ボディタイプ:ロング&サブスタンシャルタイプ

被毛のタイプ:ダブルコートの長毛種

体重:オス 5~7.2㎏メス 4.3~5.7㎏

体長:50㎝前後

寿命:14~16歳

公認団体:CFA

ラグドール
目次

ラグドールの歴史

ラグドールの歴史
ラグドールは、1960年代にアメリカのあるブリーダーがターキッシュアンゴラタイプの白い猫にペルシャやバーマン、バーミーズなどを交配させて誕生しました。CFAに公認されたのは2000年と比較的新しい猫種です。
抱いた時に、抵抗せずに筋肉を緩めてリラックスしている様がぬいぐるみを連想することから「ラグドール」と名付けられたと言われています。

関連記事

ラグドールの特徴

ラグドールの特徴
ラグドールは、全体的に丸みがあり長くてフサフサの尻尾と骨太な足を持っています。大型の猫種で筋肉質でがっしりとした身体をしています。一般の猫が約1年で成猫となるのとは違い、約4年ほどかけてゆっくりと成猫になります。被毛も生まれた頃は真っ白ですが、約2年をかけて色や模様が出てきます。

ラグドールの性格

ラグドールの性格

 大人しくて人懐っこい

ラグドールは、名前が「ぬいぐるみ」と言われるとおり猫には珍しく抱っこされることを好みます。身体は大きいですが声は小さく、狩りや運動に関心が低いため家具などを爪で傷つけたりもしません。激しい遊びは好まず、飼い主の膝の上に乗ったりソファーなどでくつろぐのが好きです。

 飼い主に従順

飼い主に従順なためしつけには苦労しません。帰巣本能が高いため、成長してから引っ越しや里親に出したりなど環境が変わるとストレスを感じてしまいます。

 穏やかでのんびり

狩りや運動に対して関心が低いためのんびりしており、穏やかな性格のため子供や他のペットとも仲良くなれます。

ラグドールの被毛や目の色

ラグドールは青い目をしています。
被毛はダブルコートのセミロングで厚く、寒さに強いです。色はシール、チョコレート、ライラック、ブルー、レッドなどがあり、模様はポイント、四肢が白いミテッド、バイカラー、トーティなどがあります。

シールポイント

シールポイント

ブルーポイント

ブルーポイント

レッドポイント

レッドポイント

バイカラー

バイカラー

ミテッド

ミテッド

トーティ

トーティ

関連記事

ラグドールのかかりやすい病気

ラグドール

 毛球症

グルーミングによって飲み込んだ被毛をうまく排出できなくて発症する病気です。

 尿路結石症(尿石症)

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石や結晶が出来、傷つけたり詰まったりすることで血尿が出たり、膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。

 肥大型心筋症

心臓の筋肉が厚くなってしまうことでうまく血液を送り込めなくなる病気です。

関連記事

ラグドールを飼うのに気をつけること

ラグドールを飼うのに気をつけること

 被毛の手入れ

ラグドールの被毛はダブルコートです。グルーミングで被毛を飲み込みすぎてしまったり、豊かな被毛が絡まったりしないようにこまめにブラッシングしてあげましょう。

 体重管理

ラグドールは、一般的な猫と違って狩りや運動にあまり興味を持たないため、肥満になりやすい傾向があります。キャットタワーを設置してもあまり上まで登らない子もいるようなので、運動不足を解消するためにおもちゃなどで一緒に遊んであげたり、フードにも気を使ってあげましょう。

 完全室内飼いにする

穏やかでのんびりした性格のため、外での危険にすばやく対応することが出来ません。また、帰巣本能が強いため環境の変化に対してストレスを感じやすく、目まぐるしく環境が変わる室外はラグドールには不向きです。

ラグドールと一緒に暮らすには

ラグドールと一緒に暮らすには
ラグドールは日本では希少な猫でしたが、認知され人気が出てきたためペットショップやブリーダーで取り扱う頭数が増えてきました。10~25万円くらいが多いようですが、毛色や血統によって高額な子もいるようです。

ラグドールの動画

ラグドールの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。見事なヘソ天で見ているこちらも気持ちよく眠たくなってきますよ。


引用元:3 Minutes of a Ragdoll Cat Being a Ragdoll Cat

まとめ

ラグドールは、身体が大きくて強そうな見た目とは違い、声が小さくて大人しい角です。抱っこされるとぬいぐるみのように大人しく身を任せてくれるため、愛らしいととても人気のある猫種です。しつけもしやすく、子供や他のペットとも中予行出来るため、初めて猫を飼う方にお勧めです。

error: Content is protected !!