猫の種類

猫アレルギーが出にくい猫種

いろいろな猫種を紹介してきましたが、数が多すぎるため似たようなタイプ別にまとめてみました。今回は猫アレルギーになりにくい猫種です。個別の詳細については、名前または写真をクリックして見ることが出来ます。
サイベリアン
目次

猫アレルギーが出にくい猫12種

 オシキャット

オシキャット 原産国:アメリカ
体重:オス 5~7kg、メス 2.8~5.5kg
寿命:12~15歳

体型:セミフォーリン
被毛:シングルコート
特徴:スポット模様
入手難易度:数は少ないが入手可能

 オリエンタル

オリエンタル 原産国:アメリカ
体重:オス 3~6.5kg、メス 2.5~5kg
寿命:12~15歳

体型:オリエンタル
被毛:シングルコート
特徴:抜け毛が少ない
入手難易度:数は少ないが入手可能

 コーニッシュレックス

コーニッシュレックス 原産国:イギリス
体重:オス 3~4.5kg、メス 2.5~3.5kg
寿命:12~15歳

体型:オリエンタル
被毛:シングルコート
特徴:巻毛で抜け毛が少ない
入手難易度:入手困難

 サイアミーズ(シャム)

シャム 原産国:タイ
体重:オス 3~4kg、メス 2.2~3.6kg
寿命:10~13歳

体型:オリエンタル
被毛:シングルコート
特徴:ポイントカラー
入手難易度:入手しやすい

 サイベリアン

サイベリアン 原産国:ロシア
体重:オス 6~10kg、メス 4.5~9kg
寿命:10~25歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:トリプルコート(ダブルコートもあり)
特徴:大型の長毛種で抜け毛が多い
入手難易度:入手しやすい

 ジャバニーズ

ジャバニーズ 原産国:アメリカ
体重:2.6~4.7kg
寿命:10~15歳

体型:オリエンタル
被毛:
特徴:16種類のポイントカラー
入手難易度:入手困難

 スフィンクス

スフィンクス 原産国:カナダ
体重:オス 4~6.5kg、メス 2.8~5.5kg
寿命:12~14歳

体型:セミフォーリン
被毛:
特徴:無毛種
入手難易度:数は少ないが入手可能

 デボンレックス

デボンレックス 原産国:イギリス
体重:オス 3.4~4.5kg、メス 2.5~3.5kg
寿命:10~13歳

体型:セミフォーリン
被毛:シングルコート
特徴:巻毛
入手難易度:数は少ないが入手可能

 バリニーズ

バリニーズ 原産国:アメリカ
体重:オス 3~4.8kg、メス 2.5~4kg
寿命:11~14歳

体型:オリエンタル
被毛:シングルコート
特徴:サイアミーズ(シャム)の長毛種
入手難易度:入手困難

 ベンガル

ブラウン 原産国:アメリカ
体重:オス 5~8kg、メス 3~5kg
寿命:13~15歳

体型:ロング&サブスタンシャル
被毛:シングルコート
特徴:ロゼット模様
入手難易度:入手しやすい

 ラパーマ

ラパーマ 原産国:アメリカ
体重:オス 4~6.3kg、メス 3.4~4.5kg
寿命:11~14歳

体型:セミフォーリン
被毛:ダブルコート
特徴:巻毛
入手難易度:数は少ないが入手可能

 ロシアンブルー

ロシアンブルー 原産国:ロシア
体重:オス 4~5.5kg、メス 2.5~4kg
寿命:10~13歳

体型:フォーリン
被毛:ダブルコート
特徴:アレルゲンが少ない
入手難易度:入手しやすい

猫アレルギーが出にくい猫種に共通する特徴

猫アレルギーが出にくい猫種のことを「ハイポアレジェニックキャット」と呼びます。猫アレルギーの原因は猫の唾液や汗、フケなどに含まれるたんぱく質が原因でアレルゲン物質を持たない猫はいないため、猫アレルギーが出にくい猫種であっても絶対にアレルギーが出ないとは言い切れません。この猫種の特徴は以下が挙げられます。

 アレルゲン物質の生成が少ない

猫アレルギーの原因となる「Fel d 1」などの生成自体が少ないため、アレルギーが出にくいと考えられていいます。長毛やダブルコートであっても猫アレルギーが出にくい猫種はこちらの理由が該当します。

 アレルゲン物質を広めにくい

アレルゲン物質となる唾液や汗、フケなどは被毛に溜まりやすいため、毛が短かったり、抜け毛が少ない猫はアレルゲンを蓄積しにくく広めにくいため、アレルギーが出にくいと考えられています。

猫アレルギーが出りにくい猫種に共通するかかりやすい病気

尿路結石症(尿石症)と腎不全については、猫全般がかかりやすい病気のため除外しています。猫アレルギーになりにくい共通点はありますが、かかりやすい病気についてはあまり共通点がないようです。

 肥大型心筋症

心臓の筋肉に異常が起こり心臓の働きが低下することで全身に血液を送る働きが出来なくなる病気です。

 皮膚病

騒がしい環境や大好きな飼い主が全然構ってくれない環境が続くとストレスになりやすく、皮膚病を発症することもあります。

 ピルビン酸キナーゼ欠乏症

エネルギーを作り出すのに必要なピルビン酸キナーゼと呼ばれる酵素が足りなくなり、赤血球が破壊されて貧血が起こる病気です。

 進行性網膜委縮(変性)症

眼の奥にある網膜が萎縮や変性してしまい、正常な機能を果たさなくなる病気です。

 糖尿病

膵臓で作られるインシュリンというホルモンの働きが悪くなり、血液中の糖が多くなってしまう病気です。

関連記事

猫アレルギーが出にくい猫種の飼い方

ロシアンブルー
アレルギー持ちだけど、どうしても猫を飼いたいと考えている方はハイポアレジェニックキャットを選んだうえで下記の対処法も試してみましょう。

 猫をブラッシングする・洗う

猫アレルギーのアレルゲンを少なくするには、小まめにブラッシングしたり月に1回程度の頻度でシャンプーをしてあげることが望ましいです。しかし、水が嫌いな猫もいますので、シャンプーがストレスになるような場合は、濡れタオルで拭いてあげるだけでも効果があります。

 室内環境

空気清浄機を設置したり、被毛やフケが溜まりやすいカーペットや絨毯はなるべく敷かないようにしてみましょう。また、なるべく一緒の布団では寝ない様にしましょう。

 手洗いをする

猫と遊んだ後は手を洗ったり、コロコロなどで衣服についた被毛を小まめに取り除くなどを習慣づけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。猫好きでありながら猫アレルギーを持っているという方は意外に多いかもしれません。猫アレルギーが出にくいと言っても猫の個体差や飼い主の体質などもありますので、出来れば飼う前にチャレンジのような短期間一緒に過ごすような体験をした後、問題が無ければ購入や入手することをお勧めします。お気に入りの子を見つける際の参考になりましたら幸いです。

error: Content is protected !!