猫の種類

ロシアンブルーだけじゃない 魅力的なブルーの被毛の猫種

いろいろな猫種を紹介してきましたが、数が多すぎるため似たようなタイプ別にまとめてみました。今回はブルーの被毛の猫種です。個別の詳細については、名前または写真をクリックして見ることが出来ます。
ロシアンブルー
目次

ブルーの被毛6種

 ロシアンブルー

ロシアンブルー 原産国:ロシア
体重:オス 4~5.5kg、メス 2.5~4kg
寿命:10~13歳
体型:フォーリン
被毛:ダブルコート
性格:神経質、独占欲が強い、あまり鳴かない
特徴:緑色の目、猫アレルギーになりにくい
入手難易度:入手しやすい

 コラット

コラット 原産国:タイ
体重:オス 4~6kg、メス 3~5kg
寿命:11~15歳
体型:セミコビー
被毛:シングルコート
性格:マイペース、独占欲が強い、あまり鳴かない
特徴:ロシアンブルーより丸みがあり、目の色はグリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールド
入手難易度:入手困難

 シャルトリュー

シャルトリュー 原産国:フランス
体重:オス 4.3~6.4kg、メス 2.8~4kg
寿命:12~15歳
体型:セミコビー
被毛:ダブルコート
性格:温厚、社交性がある、あまり鳴かない
特徴:ロシアンブルーより丸みがあり、目の色はゴールド、オレンジ、カッパー(銅色)
入手難易度:入手しやすい

 ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘア 原産国:イギリス
体重:オス 4.5~6.5kg、メス 3.5~5.5kg
寿命:14~17歳
体型:セミコビー
被毛:ダブルコート、ブルー以外の色もある
性格:子猫の時は活発、神経質、あまり鳴かない
特徴:ロシアンブルーより丸みがあり、目の色はカッパー
入手難易度:入手しやすい

 ブリティッシュロングヘア

ブリティッシュロングヘア 原産国:イギリス
体重:オス 4.5~6.5kg、メス 3.5~5.5kg
寿命:14~17歳
体型:セミコビー
被毛:ダブルコート、長毛種、ブルー以外の色もある
性格:子猫の時は活発、神経質、あまり鳴かない
特徴:ロシアンブルーより丸みがあり、目の色はカッパー
入手難易度:やや入手困難

 ネベロング

ネベロング 原産国:アメリカ
体重:オス 5~6kg、メス 3~4.5kg
寿命:15~18歳
体型:セミフォーリン
被毛:ダブルコート、セミロング~長毛種
性格:人見知り、神経質、あまり鳴かない
特徴:ロシアンブルーの長毛種とも呼ばれ、大きさはロシアンブルーより一回り程大きい、目の色はグリーンのみ
入手難易度:入手困難

ブルーの被毛の猫種に共通する特徴と性格

上記6種を並べるまでは原産国もバラバラで特に共通点はないかと考えていましたが、いくつか共通することがありました。体型はロシアンブルーが一番スリムなフォーリンタイプ、次にネベロングのセミフォーリンタイプの他はややがっしりとした筋肉を持ち丸みのあるセミコビータイプの体型です。被毛についてはコラット以外はダブルコートです。また、6種とも全てがあまり鳴かない猫と言われています。性格面ではシャルトリューのみ社交性がありますが、他は神経質だったり独占欲が強く多頭飼いには向かない性格をしています。

ブルーの被毛の猫種に共通するかかりやすい病気

病気に関しては特出するものはありませんでした。下記は一般的な猫がかかりやすい病気です。

 肥大型心筋症

心臓の左心室(または右心室)の筋肉が厚くなることで、拡張不全や流出路障害を起こす病気です。

 尿路結石症(尿石症)

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石や結晶が出来、傷つけたり詰まったりすることで血尿が出たり、膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。

 腎不全

腎臓が徐々に炎症を起こして機能が低下していく病気です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ブルーの被毛を持つ猫は、ネベロング以外はそれぞれの原産国で古くから存在しており、比較的病気にかかりにくい子が多いようです。今回はブルーの被毛しか持たない猫種を基準にピックアップしましたが(ブリティッシュショート&ロングのみ他の色の被毛を持つものの、代表されるカラーがブルーのため加えています)、紹介させていただいた他に、ブルーの被毛を持つ短足の猫であればマンチカン、ブルーの被毛を持つ折れ耳の猫であればスコティッシュフォールドというように被毛色や柄に基準のない品種も多く、被毛色のみにこだわった場合は候補はたくさんあります。お気に入りの子を見つける際の参考になりましたら幸いです。

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