尻尾の短い猫15種
アメリカンボブテイル
原産国:アメリカ 体重:オス 4.5~7kg、メス 3.5~5kg 寿命:14~18歳 体型:ロング&サブスタンシャル 被毛:ダブルコート 特徴:耳の先端に飾り毛がある 入手難易度:入手困難 |
キムリック
原産国:カナダ 体重:オス 4.8~6kg、メス 3.2~5kg 寿命:10~13歳 体型:コビー 被毛:ダブルコート 特徴:マンクスの長毛種 入手難易度:非常に入手困難 |
ジャパニーズボブテイル
原産国:日本 体重:オス 3.5~4.8kg、メス 2.8~3.7kg 寿命:12~15歳 体型:フォーリン 被毛:ダブルコート 特徴:日本が原産国の唯一公認されている猫種 入手難易度:入手困難 |
ピクシーボブ
原産国:アメリカ 体重:オス 5.2~7.5kg、メス 4~6.2kg 寿命:12~15歳 体型:ロング&サブスタンシャル 被毛:ダブルコート 特徴:多指の個体もいる 入手難易度:入手困難 |
マンクス
原産国:イギリス 体重:オス 4~5.8kg、メス 3.1~5kg 寿命:10~13年 体型:コビー 被毛:ダブルコート 特徴:兎のように跳ね回る歩き方 入手難易度:入手困難 |
オイイーボブ
原産国:アメリカ 体重:オス 5.4~7.2kg、メス 3.6~5.4kg 寿命:不明 体型:ー 被毛:ー 特徴:サイアミーズ(シャム)×マンクス 入手難易度:入手困難 |
クリリアンボブテイル
原産国:ロシア 体重:オス 4~8kg、メス 3~6kg 寿命:11~15歳 体型:セミコビー 被毛:ー 特徴:ー 入手難易度:入手困難 |
スフィンクスボブ
原産国:アメリカ 体重:ー 寿命:ー 体型:ー 被毛:ー 特徴:無毛 入手難易度:入手困難 |
トイボブ
原産国:ロシア 体重:オス 2kg前後、メス 1.7kg前後 寿命:10~15歳 体型:セミコビーもしくはコビー 被毛:シングルコート 特徴:小型 入手難易度:やや入手しにくい |
バンボブ
原産国:アメリカ 体重:ー 寿命:ー 体型:ー 被毛:ー 特徴:無毛 入手難易度:入手困難 |
メコンボブテイル
原産国:ロシア 体重:オス 3~4.5kg、メス 2.2~3.6kg 寿命:15~18歳 体型:ー 被毛:ー 特徴:ポイントカラー 入手難易度:入手困難 |
デザートリンクス(デザートリンクスグループ)
原産国:アメリカ 体重:4.5~8kg 寿命:12~15歳 体型:ー 被毛:ー 特徴:耳と指の間にタフト(房毛)がある 入手難易度:入手困難 |
ハイランダー(デザートリンクスグループ)
原産国:アメリカ 体重:オス 7~10kg、メス 4~6kg 寿命:12~15歳 体型:ー 被毛:ー 特徴:外向きにカールした耳を持つ 入手難易度:入手困難 |
アルパインリンクス(デザートリンクスグループ)
原産国:アメリカ 体重:4.5~8kg 寿命:12~15歳 体型:ー 被毛:ー 特徴:被毛は白で、耳と指の間にタフト(房毛)がある 入手難易度:入手困難 |
モハーベボブ(デザートリンクスグループ)
原産国:アメリカ 体重:4.5~8kg 寿命:12~15歳 体型:ー 被毛:ー 特徴:巻毛、耳と指の間にタフト(房毛)がある 入手難易度:入手困難 |
尻尾の短い猫種に共通する特徴と性格
好奇心旺盛で活発で賢い
運動能力が高く飼い主と遊ぶことが大好きです。好奇心旺盛で賢いためドアを開けることなどはすぐに覚えてしまいます。
社交的で人懐っこい
社交的で他のペットや子供とも仲良く出来る性格の猫種が多いです。飼い主のことが大好きで後をついてきたり、膝の上に乗って来たりする子もいます。
人見知りする
人見知りをする猫種もあり、信頼関係を築いた飼い主にしか懐かなかったり、他の猫を可愛がっていると嫉妬する子もいます。
尻尾の短い猫種に共通するかかりやすい病気
尿路結石症(尿石症)と腎不全については、猫全般がかかりやすい病気のため除外しています。
心筋症
心臓の筋肉に異常が起こり心臓の働きが低下することで、全身に血液を送る働きが出来なくなる病気です。
マンクス症候群
脊椎の脊髄不全や奇形によって様々な症状が現れる病気です。
毛球症
グルーミングなどにより飲み込んでしまった被毛を、上手く排出出来ないことによって発症する病気です。
皮膚病
無毛の猫種は身体が脂っぽく汚れやすいため、定期的に濡れタオルで全身を拭いてあげないと皮膚病になりやすいです。
尻尾の短い猫種を飼うのに気をつけること
ストレスに気を付ける
飼い主のことが大好きで甘えん坊な性格の猫種が多いため、長時間構ってもらえなかったりいつも留守番ばかりの環境ではストレスを抱えてしまう可能性があります。無毛種は全身が脂っぽくなりやすいため濡れタオルなどで優しく拭いてあげましょう。
室内環境
活発で運動量が多いため走り回れる空間とキャットタワーを用意し、時間がある時はおもちゃを使って一緒に遊んであげるようにしましょう。猫種によっては、狩猟本能が高く小動物などを追いかける性格の子がいますので、小動物と一緒に飼うことはお勧めしません。また、賢いためドアを開けることなどはすぐ覚えてしまうため、外出時には外に出ないような対策が必要です。好奇心旺盛な猫種によっては外の刺激が強すぎて家に帰ってこなくなる子もいるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。尻尾の短い猫種は、日本猫では比較的割合が多いようですが、世界の品種を見ると個体数が少なく入手困難なものがたくさんあります。マンクスなど全く尻尾の無い種(ランピー)は、もともと尻尾があった部分がとてもデリケートで触られるのが嫌な子が多いため、むやみに触らない様に注意しましょう。