猫の種類

スノーシューについて

スノーシューは、まるで靴下を履いたような四肢が特徴の猫種です。
スノーシューについてもっと詳しく見ていきましょう。

♦基本情報♦

原産国:アメリカ

ボディタイプ:セミフォーリンタイプタイプ

被毛のタイプ:シングルコートの短毛種

体重:オス 3.8~6.4㎏、メス 3~5.5㎏

寿命:13~16歳

公認団体:TICA、FIFe、GCCF

スノーシュー
目次

スノーシューの歴史

スノーシューの歴史
スノーシューの歴史は、アメリカのあるブリーダーが繁殖させたサイアミーズ(シャム)の中に、足先が白い個体がいるのを発見したことから始まります。ブリーダーはこの模様を気に入り、足先が白いサイアミーズ(シャム)とアメリカンショートヘアを交配させて意図的に白い足先を持つ子猫を誕生させ、これがスノーシューの基礎となりました。しかし、足先が白くなるのは劣性遺伝のため、安定して出現させることが難しく、1990年にはTICAに新しい猫種として登録されましたが、スノーシューが猫種として定着するまでには20年程の年月が必要でした。名前の由来は、まるで雪の中を歩いた靴のように真っ白な足先であることから名付けられました。

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スノーシューの特徴

スノーシューの特徴
スノーシューの身体は、やや長くて筋肉質な中型で、サイアミーズ(シャム)のすらりとした身体とアメリカンショートヘアの丸みのある身体の中間です。頭部は、サイアミーズ(シャム)の逆三角形の子も生まれるようですが、基本的には丸形です。卵型の大きな目と三角形で大きな耳を持っています。一番の特徴は、名前にもなっている真っ白な足先です。この靴下を履いたような足先は、四肢とも白くなっているのが好ましいとされていますが、劣性遺伝のため一部色がついてしまったり、四肢ともほとんど色がついた個体も生まれます。顔の模様も特徴的で、口の周りは白く目の周りはマスクを被った様に色が入っています。生まれたばかりの時は全身が白い被毛をしていますが、生後2~3週間頃から徐々に色が付き始めます。

スノーシューの性格

スノーシューの性格

 賢くて飼い主の気持ちを察することが出来る

スノーシューは賢いためしつけが楽ですが、ドアを開けることを覚えたりいろいろな悪戯をしたりします。また、飼い主の気持ちを敏感に察することが出来ると言われているため、スノーシューの前では怒りの感情や悲しみの感情を出さない方がいいようです。

 活発でおしゃべり好き

スノーシューは活発なため、家中を走り回ったり高い所に飛び乗ったりすることも好きです。水を怖がらない子が多く、中には泳ぐことが出来る子もいるようです。サイアミーズ(シャム)の血を受け継いでいるためよく鳴きますが、それほど大きな声ではないようです。

 甘えん坊で寂しがり屋

飼い主だけではなく、見知らぬ来客や子供に対しても懐いて甘えてくれます。特に飼い主のことは大好きで常に側にいたがり、家中ついてくることもあります。そのため、飼い主が外出してばかりで構ってあげないと寂しくてストレスを抱えてしまいます。

スノーシューの被毛や目の色

スノーシューの被毛や目の色
スノーシューの被毛は、シングルコートの短毛で抜け毛は少なくお手入れは楽です。被毛の色は、チョコレート、ホワイト、シール、シナモン、レッド、クリーム、ブルー、ライラック、フォーンです。模様は、サイアミーズ(シャム)譲りのポインテッド、足先の白いミテッド、白の分量が多いバイカラーなどがあります。生まれた時は真っ白ですが、成長とともに色がついてきます。靴下の様な足先は劣性遺伝のため、生後半年までに現れない場合は、生涯現れないようです。
卵型の大きな目の色は、サイアミーズ(シャム)譲りのブルーです。

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スノーシューのかかりやすい病気

スノーシューのかかりやすい病気

 慢性腎不全

腎臓が徐々に炎症を起こして機能が低下していく病気です。

 歯周病

歯肉炎や歯周炎といった歯周組織に炎症を起こす病名の総称です。

 眼球振蕩

眼球が小刻みに揺れてしまう病気です。

 角膜黒色壊死症

黒目を覆っている角膜に角膜が壊死した組織が形成され、この黒い組織が正常な角膜から分離して剥がれ落ちる病気です。

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スノーシューを飼うのに気をつけること

スノーシューを飼うのに気をつけること

 室内環境

スノーシューは活発な猫種のため、走り回ったりジャンプすることも好きです。走り回れる空間と上下運動のできるキャットタワーなどを設置してあげましょう。賢いためドアや窓を開けることを覚えて外に出てしまい、そのまま帰ってこなくなることがあるようですので、戸締りの徹底や脱走対策をしましょう。いたずら好きで水も怖がらないため、いたずらされたくない物は片付け、水遊びをしている時は思わぬ事故に遭わない様に飼い主が付いていてあげましょう。外出の際には水場やドアや窓の戸締りを念入りにチェックしましょう。

 ストレスに気を付ける

スノーシューはとても甘えん坊で寂しがり屋です。飼い主が外出ばかりして構ってあげないとストレスを抱えてしまったり、寂しさのあまり反抗的になることもあります。コミュニケーションを兼ねて定期的にブラッシングをしたり、歯磨きをしてあげたりしましょう。

スノーシューと一緒に暮らすには

スノーシューと一緒に暮らすには
スノーシューは日本では認知度が低く、特徴の靴下模様は劣性遺伝で発現するため個体数が少なく、国内で扱っているペットショップやブリーダーはほぼないでしょう。どうしても入手したい場合は、海外から輸入するか、登録しているTICAに問い合わせをすると扱っているブリーダーを紹介してもらえることがあるようです。相場は20~30万円ほどです。

スノーシューの動画

スノーシューの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。言語は英語ですが、映像だけでも楽しめると思います。


引用元:Cats 101: Snowshoe

まとめ

スノーシューは、とても賢く抜け毛も少なく飼いやすい猫種ですが、日本で入手するのは困難です。もし一緒に暮らすことが出来たら、悪戯に手を焼きながらも甘やかしてしまいそうですね。

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