猫の種類

メコンボブテイルについて

メコンボブテイルは、サイアミーズ(シャム)のようなポイントとボブテイルが特徴の猫種です。
メコンボブテイルについてもっと詳しく見ていきましょう。
 

♦基本情報♦

原産国:ロシア

被毛のタイプ:短毛種

体重:オス 3㎏~4.5㎏、メス 2.2㎏~3.6㎏

体高:18~23㎝

寿命:15~18歳

公認団体:WCF

メコンボブテイル
目次

メコンボブテイルの歴史

メコンボブテイルの歴史
メコンボブテイルは、どのように誕生したのか明確に分かっていませんが、東南アジアのメコン川流域から輸入した猫が祖先となっていて、ボブテイルを持っていることが名前の由来と言われ、外見の特徴からサイアミーズ(シャム)とボブテイルの猫が祖先と考えられています。ロシアの有名な俳優であるMichael Gluzskyj氏の飼っていた猫が祖先にいることが判明しており、氏がイランやイラク、モンゴル、中国、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどから輸入した猫が誕生に関わっているとされています。2004年8月にWCF(World Cat Federation)に新種の猫として公認され、現在ではロシア、ベラルーシ、ラトビア、チェコ、ドイツ、ポーランドなどで繁殖が行われています。

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メコンボブテイルの特徴

メコンボブテイルの特徴
メコンボブテイルの身体は、細身ですがしっかりとした筋肉がありスタイルが良い体型をしています。サイアミーズ(シャム)との違いは、ボブテイルと呼ばれる尻尾で長さは6~7㎝程度です。

メコンボブテイルの性格

メコンボブテイルの性格

 警戒心が強いが慣れた相手には甘えん坊

メコンボブテイルは、警戒心が強いため飼い始めの頃はあまり懐きませんが、一度心を許した相手にはとても甘えん坊な性格を見せてくれます。他のペットなどに対しても、時間はかかりますが一緒に暮らすことが出来ます。

 活発でわがまま

メコンボブテイルは活発で遊び好きです。心を許した相手には甘え、一緒に遊んで欲しいとねだってくることもあります。

メコンボブテイルの被毛や目の色

メコンボブテイルの被毛や目の色
メコンボブテイルは短毛のため、1週間に1、2回はブラッシングしてあげましょう。換毛期は抜け毛の様子を見て回数を増やしましょう。お風呂は汚れや抜け毛が気になる時でなければ特に必要ありません。ポイントカラーは、シール、レッド、レッドタビー、シールトーティ、ブルー、ライラック、チョコレート、クリームなどがあります。
アーモンド型の目の色はブルーのみです。

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メコンボブテイルのかかりやすい病気

メコンボブテイルのかかりやすい病気

 難聴

ブルーの目を持つ猫種は生まれつき難聴を伴っていることがあります。

 斜視

眼球が上下左右に偏ってしまう病気です。

 角膜黒色壊死症

黒目を覆っている角膜に壊死した組織が形成され、正常な角膜から分離して剥がれ落ちる病気です。

 尿路結石症(尿石症)

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石や結晶が出来、傷つけたり詰まったりすることで血尿が出たり、膀胱炎を引き起こしてしまう病気です。

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メコンボブテイルを飼うのに気をつけること

メコンボブテイルを飼うのに気をつけること

 肥満防止

メコンボブテイルは、スリムで筋肉質な体型をしており運動量も多いですが、ご飯を与えすぎると肥満になってしまいます。肥満は様々な病気の原因となりますので、体重を見てご飯の量を調整するようにしましょう。

 室内環境

メコンボブテイルは、活発で運動がとても好きな猫種です。走り回れる空間とキャットタワーを用意してあげましょう。時間のある時にはおもちゃなどを使って遊んであげましょう。

メコンボブテイルの動画

メコンボブテイルの魅力を言葉だけではなく、映像で紹介します。


引用元:Meet the baby Mekong bobtail siamese (Nesa)

まとめ

メコンボブテイルは、日本では認知度がないため入手が困難です。しかし、サイアミーズ(シャム)を取り扱っているブリーダーは多いため問い合わせてみてもいいかもしれません。

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