猫との生活

おすすめの猫の爪切り9選

大抵の猫は爪を切るのを嫌がります。

だからと言って爪切りを怠ると、飼い主や猫自身を傷つけてしまう可能性があります。

この記事では、猫の性格や成長によってどのような爪切りを選ぶのがいいのか、おすすめのものを5種類のタイプ別に紹介しています。

どの爪切りも高評価のものばかりなので、あえて低評価のレビューも掲載しています。

低評価のレビューを見るとどういった猫には合わないかがわかりやすいので、ぜひあなたが爪切りを選ぶ参考にしてください!

目次

ハサミタイプ

仔猫のうちはまだ爪が柔らかいため成猫と同じようなギロチンタイプではなく、飼い主自身も扱いやすいハサミタイプがおすすめです。

このタイプの爪切りは、普段使うハサミと形状が同じなので初心者が扱いやすいメリットがあります。

しかし、ハサミタイプは均等に力が加わらず、成猫や老猫などの硬い爪の時には割れたりヒビが入るなどのトラブルが起こる可能性がありますので、猫が成長したらピコックタイプやギロチンタイプの爪切りに変更するようにしましょう。

この爪切りはベストセラーで、高評価の割合がとても高く低評価はほとんどないため特におすすめの爪切りです。

低評価のレビューを見ると、力が均等に加わらないというハサミタイプ特有のデメリットが目立ちます。

・音も衝撃もなく切りやすい
・初心者でも扱いやすい
・ハサミの先が開かないので爪を挟みにくい
・筆圧の強い飼い主は、ハサミの刃のかみ合わせがずれて爪が割れやすい
・綺麗に切れる時と潰れたように切れる時がある
・安いハサミと切れ味がそれほど変わらない

飼い主の慣れの違いにもよりますが、切れ味に関しての低評価が多いようです。

・小さいので猫にバレにくい
・切る時の音が小さく初心者でも使いやすい
・カーブがあるので慣れないうちは使いにくい
・力加減に慣れないうちは切り口が汚くなる

ギロチンタイプ

穴の中に猫の爪を差し込んで持ち手を握って切るタイプの爪切りで、爪を切る時の「パチッ」という音が出なく音に敏感な猫が怖がらないメリットがあります。

また、ハサミタイプと違って力が均等に加わりスパッと切れるので、爪が割れる心配がなく素早く綺麗に仕上がるのも特徴です。

慣れないと爪を穴に入れることが難しかったり切りすぎることがあり、巻き爪の猫には特に使いづらいというデメリットがあります。

飼い主の慣れが必要なのか猫の性格によるものかは不明ですが高評価と低評価の差が大きいようです。

・スパッと切れる
・切れ味が良い
・ハサミより使いやすい
・グリップの部分が滑りやすい
・切った爪が飛び散る
・力がないと切りにくい

レビューは高評価が多いですが、低評価のコメントでは大型種や高齢で爪が厚い猫にはギロチン部分の穴が小さくて向かないというコメントが目立ちます。

・爪切りが嫌いな猫でも素早く切れる
・穴に爪が入れば深爪することがないので安心して切れる
・大きな音がしないので、臆病な猫でも暴れない
・ギロチン部分が狭くて爪が厚くなった高齢猫には使えない
・値段が高い

ピコックタイプ

刃の先がC字になっていて、横向きにギロチンタイプのような刃がついているのがピコックタイプの爪切りです。

巻き爪や爪切りを怠って太くなってしまった爪、他の指より上にある前足の親指の爪を簡単に切ることができるメリットがあります。

低評価のレビューでは、爪切りそのものの性能よりも鳥の頭のようなデザインに関するものが多いようです。

・角度など慣れればスムーズに切れる
・ギロチンタイプより扱いやすい
・巻き爪も切れる
・爪を切る時の音が大きくて猫が嫌がる
・鳥の頭のような部分が邪魔で切りづらい
・値段が高い

ニッパータイプ

爪が厚くて硬いタイプの猫や老猫に適しているのがニッパータイプの爪切りです。

工具のニッパーと形状が似ているため扱いやすく、ハサミタイプより大きいため硬い爪もそれほどの力が無くても切りやすく割れにくいメリットがあります。

しかし、爪を切る時の音が大きいため苦手な子が多いかもしれません。

この爪切りに関してはとにかく値段が高く購入する方が少ないため、レビュー自体が少ないです。

高評価が多い中、低評価のレビューではやはり金額に関するものが多いようです。

・爪が大きい猫でもサクサク切れる
・力を入れなくてもスムーズに切れる
・他の爪切りよりも切る時の振動が少なく猫が嫌がらない
・長毛種で爪や肉球が見えにくいと爪以外のものも切ってしまう可能性がある

全体的に高評価が多いですが、低評価ではバネの力が弱いというレビューが見られました。

・日本製なので安心して使え切れ味が良い
・ギロチンタイプより使いやすい
・爪を切る時にパチンという音がしないので猫が怖がらない
・刃が短く横方向から挟んで使うため使いにくい
・バネの力が弱く手元が安定しない
・柄が大きく開いているものを握って使用するため、手の小さい人は使いづらい

電動やすりタイプ

猫を初めて飼った人で猫の爪切りに慣れていなく、爪を切りすぎてしまわないか不安な方には電動やすりタイプで少しずつ削るのが仕上がりが綺麗でおすすめです。

他の爪切りと違って、爪を削った粉は出ますが切った爪が飛び散らないため片付けが楽です。

しかし、爪を削る時に振動する音や衝撃があるため苦手な子もいます。

低評価のレビューでは削る力が弱いというものが多かったので、爪切り後に角を削る目的で使用してもいいかもしれません。

・持ちやすい大きさでコードレスなので使いやすい
・手動のやすりより短時間で削れて使いやすい
・日本語の説明がついている
・振動の割に削れる量が少ない
・音と振動が大きいため臆病な性格の子には不向き

低評価のレビューで削る時の音が大きいというものがありましたが、それほど気にならないという方もいるので音に関しては飼い主さんによって感覚が違うかもしれません。

ハサミとセットで販売しているものもあり、LEDライト付きのものはセットにしかないというレビューもありました。

・よく削れてバッテリーの持ちも良いので短時間で手入れができる
・ライト付きで見やすい
・商品自体が大きい
・削る時の音が大きい

付属品と便利アイテム

付属品

おすすめの9種の爪切りを紹介しましたが、爪切りによっては付属品がついているものもあります。

LEDライト付き

爪の中の血管が通っているピンク色の部分(クイック)がわかりにくい猫の場合は、LEDライトが付いていると見えやすく爪切りがしやすくなります。

ストッパー

爪の切りすぎを防ぐためにストッパーがついているものがありますが、ストッパーの部分が邪魔になる場合もあります。

やすり

爪を切った後に切り口を滑らかにするためにやすりがついているものもありますが、1本1本手動でやすりをかけるのは時間がかかるため、大人しいタイプの猫以外は向かないかもしれません。

アタッチメント

電動やすりタイプにはいろいろな大きさのアタッチメントがついています。

大きさの違う猫や成長に合わせて取り換えたり、別のペットと多頭飼いしている方はいろいろな大きさのアタッチメントがついているものがいいかもしれません。

便利アイテム

ネット

爪切りが大嫌いで逃げ回る子の場合、ネットを被せて爪を切っているところを見せないようにすることで爪切りがしやすくなることがあります。

ネットは病院に行く時にも使えるので、1つあってもいいかもしれません。

ハンモック

ネットに入れても暴れる場合は、手足を空いている穴に入れて宙づりにした状態で爪を切ることができるハンモックがあります。

ただし、器用な子は手足を上手く動かして簡単にハンモックから脱出してしまう場合もあります。

マスク

ネットやハンモックよりもコンパクトなのがマスクです。

爪切りだけでなく耳掃除の時にも使えるものですが、丁度良いサイズを選ぶのが難しく顔に密着するため嫌がる子が多いです。

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まとめ

この記事では1つのタイプにつき二種類までしか紹介していませんが、仔猫の時から使用するハサミタイプと成猫に使えるギロチンタイプは使用している人も多いため、検索するとたくさんの種類が出てきます。

あえて低評価のレビューを載せていますが、商品自体は総合的に高評価のものばかりなのでたくさんの方が使用しています。

爪切りは安いものからある程度の値段のものまでたくさん種類があるため、飼い主さんの心情としては「買い物を失敗したくない」と感じるかもしれませんが、猫の爪の状態に合っている爪切りでも性格によって使えない場合もありますのでご了承ください。

少しでもあなたの愛猫の爪切り選びの参考になれば幸いです。

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