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猫のペット保険は必要なのか

愛猫が病気になった時に病院に連れて行くと、思わぬ治療費を請求されびっくりすることがあります。猫を飼い始めた頃は病気になるのはまだまだ先のこととつい先延ばしにしてしまいがちですが、猫も家族の一員です。この記事では、猫のペット保険は必要なのかについてまとめました。
猫のペット保険は必要なのか
目次

猫のペット保険とは?

猫のペット保険とは?

近年のペットブームによりペット保険に関する広告を見かけるようになりましたが、補償内容や加入率はどのくらいなのでしょうか。

 ペット保険とは?

ペット保険は保険会社や商品によって違いはありますが、年一括もしくは毎月保険料を支払うことで、動物病院でかかった治療費の一部を補償するものです。保険金を請求する方法は、「立替清算」と「窓口清算」があります。

 補償内容

保険会社や商品によって違いはありますが、主に手術・入院・通院にかかる診療費を補償します。

しかし、去勢・不妊手術、予防接種、健康診断、爪切りや耳掃除などのケアは保険の対象外となります。

主に純血種に見られる先天性疾患も保険対象外になることがあるため、保険に入る際に愛猫に合っている内容かどうかしっかり確認する必要があります。

 加入普及率

近年のペットブームの割に日本でのペット保険加入率は8%程度です。この加入率は国によって格差があり、猫の血統公認団体があるイギリスでは20%以上あるのに対して、2大血統公認団体があるアメリカでは日本より低い1%程度となっています。福祉大国であるスウェーデンのようにペット保険加入率が50%という国もあります。

猫のペット保険のメリットとデメリット

猫のペット保険のメリットとデメリット

 メリット

動物病院での診療費は自由診療のため、慢性疾患など長期治療が必要な場合は高額になりますが、そういった治療も保険で補償を受けることで選択が可能になります。

急な怪我や病気、ちょっと様子が変だなと思った時でも診療費を気にせずに動物病院に連れて行くことが出来、結果的に怪我や病気の早期治療や早期発見に繋がります。

保険会社や保険商品によりますが、特約を付けることでより充実した補償を受けることが出来たり、多頭飼いや無事故継続などの割引制度が設けられている場合があります。

 デメリット

ずっと健康でいる丈夫な猫の場合は、去勢・不妊手術や健康診断など保険の対象外となる診療以外ほとんど病院に行くことが無く、それでも保険料を払い続けなければならないデメリットがあります。

人間の保険と違って、貯蓄型の保険はありませんので掛け捨てになります。

加入してから一定期間が経過するまでに保険の対象にならない「待機期間」が設けられている場合があります。その場合、加入後すぐに病気になって治療をしても保険金は支払われません。

猫は年を取るにつれて腎臓や心臓などの病気にかかりやすくなるため、保険料は年齢によって上昇しますので加入時に確認が必要です。

すでに発症している病気によってはペット保険に加入出来ない。

猫のペット保険に加入する際に確認すること

猫のペット保険選択のポイント

加入するペット保険会社については、猫の年齢や品種、飼い主の都合などがありますので、一概にどの会社がいいと記載することは出来ません。ペットショップなどで購入した場合に指定の保険に加入しなければならないこともあるかもしれません。インターネットなどで自分が必要としているものに適したものを何社か見つけ、資料請求をししっかり内容を確認してから決めるようにしましょう。その際にいくつか比較や確認するポイントを記載します。

  • 金額は補償内容が充実している程高いため、金額だけを見て決めない{保険料が安くても(免責金額:自己負担金額)が設定されており、安い治療費を何度も支払う場合免責金額を超えずにほとんど保険が適用されないというケースもあります}
  • 若年で同じ保険料であっても年齢とともに保険料は高くなるため、最低でも平均寿命である15歳までの保険料を比較・確認する
  • 商品によっては、入院と通院のみを補償するものや手術のみ補償などがあるため、自分のニーズに合っているかを確認する
  • 飼っている猫が加入できる年齢を超えていないかを確認する
  • 飼っている猫がかかりやすい先天性疾患が保険の対象外になっていないか確認する
  • 立替清算(窓口で全額を支払い、後日保険料が支払われる)だけでなく、窓口清算(病院の窓口で保険が適用され、自己負担分のみの支払いで済む)が出来るか確認する
  • 年齢とともに病気にかかりやすくなるため、終身継続が出来るかどうか確認する
  • 入院や通院の場合など、月や年に何日まで補償されるかの確認
  • 保険利用回数制限の確認(1年に何度までや更新毎にリセットされるのかなど)
  • 同じ病気や治療に対して保険が適用されるのかどうか、回数に制限があれば何回までかの確認
  • 待期期間(保険加入から補償開始までに保険が適用されない期間)の確認
  • 特約内容の確認(自動付帯、任意付帯、特約が無い会社もあります)
  • 割引内容の確認(多頭飼い割引やマイクロチップを装着していることで割引になったり、インターネット申込で割引になることもあります)
  • 保険料の支払回数や払い方(月払、年払など)、口座振替・クレジット・コンビニ払いなどの選択が出来るかの確認

まとめ

いかがでしたでしょうか。猫のペット保険について加入が必要かどうかは、猫の健康状態や飼い主の都合によるため一概に答えを出すことは出来ません。しかし、日本で人気のあるスコティッシュフォールドやマンチカンは先天性疾患が多くかかりやすい病気も多いため、そのような品種の猫を飼う場合は加入した方がいいのかなと個人的に感じています。しかしそういった基本知識を知らず、ただ「可愛いから」や「癒されたいから」という理由だけで猫を飼い始める方も多く、なかなか日本のペット保険の加入率が上がらないといった現実もあります。この記事が少しでも猫を飼っている方の役に立つようでしたら幸いです。

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